25歳の時、アメリカに2年ほど住んでいたことがありました。
世界の中心といわれるマンハッタンを始めて目の当たりにして
何もかもが新鮮で衝撃的だったことをよく覚えています。
当時住んでいたのがNYのウエストチェスターカウンティのハーツデールというニューヨーク州郊外で、
そこから車で40分ほど走ったぺラムという場所にかわいい食器屋さんがありました。
そこでヘレンドのこの食器と出会い、あっという間に一目惚れしてしまったんです。
同じセットの色違いでグリーンに赤が少し入った
シリーズもありましたが
繊細で丹精な面持ちのこの食器がどうしても欲しくなり、
他のシリーズと迷うことなく「どうぞ我が家にお越しください!!」
という気持ちで、念願のティーセットを手に入れることができました。
ニューヨークから帰国するときも、
また数年後、香港に住むことになって引っ越したときも
ひとつも割れたり欠けたりすることなく、
いつも一緒に着いてきてくれる大切なパートナーです。